長男は5年の後半からサピックスの算数についていけなくなり、サピックスから転塾するかどうか悩みました。
しかし、他の転塾候補の塾に話を聞きに行ったり、来ていただいた家庭教師の先生の意見を伺って、サピックスに通塾しつつ家庭教師の先生に見ていただくスタイルで中学受験を乗り切ることにしました。
中学受験に対応している色々な家庭教師センターを無料体験した結果、最終的に中学受験ドクターさんにお願いしました。
今回は、6年の春から受験まで利用してみた感想をお伝えしたいと思います。
【中学受験専門】個別指導塾ドクター中学受験専門のプロ講師集団(元SAPIX・日能研・四谷大塚の講師)が運営しています。
これらのプロが直接ご相談をたまわり、オーダーメイドにて
お子様に合った受験学習を個別指導。

家庭教師に求めるもの

長男の当時の現状として、塾では算数の授業についていけないことが一番の問題でした。
単に問題の解説だけでいいなら、中学受験を経験したことのある大学生でもよかったのですが、初めての中学受験でもありましたので、中学受験全体について親へのアドバイスも欲しいと思っていました。
ですから、割高になっても中学受験のプロの家庭教師の方に来ていただくことにしました。
個別指導塾も考えましたが、通塾の時間のロスを考えると自宅で一対一で学べる家庭教師は時間的にも効率がよいと判断しました。
また秋から過去問を解き始める為、夏までに基礎固めを終わらせないといけませんでしたが、先生のおすすめの基礎固めに適した市販の教材を教えていただき、効率よく基礎固めができたのも勝因だと思いました。
それと並行してサピックスの算数テキストのどの問題まで解けるようにするべきか、目安となるデータもお持ちでしたので、取捨選択し闇雲に問題を解くことなく効率良く問題に当たることができました。
まずは、無料の体験授業から

中学受験ドクターに限らず、家庭教師の派遣センターは体験授業を受けてから申し込みすることができます。
体験授業ではまず、子供との相性を重視しました。
体験授業のみで合わないと思えばお断りすることもできますので、まずは気軽に体験授業をしてみることをお勧めします。
確認するべき項目
- 先生は子供に寄り添ってくれるかどうか。
- 子供が萎縮しないで質問ができる雰囲気かどうか。
- 復習する時にポイントが分かりやすく書かれたノートを残してくれているか。
親も授業を見学できるよう、ダイニングテーブルで体験授業をしてもらいました。
体験授業では、今までの模試や過去問の結果だけでなく、解いた後が残る問題用紙を見てもらって判断してもらうのがおすすめです。
体験授業後

子供との相性が1番ですから、子供自身がどう思うかが重要ですが、親との会話を通して先生がこちらの質問に対して的確な回答をいただけるかも重視しました。
体験授業での先生とのお話で、中学受験の有益な情報をもらえることも多いです。
また授業が始まってから、先生に対してちょっと違うかな?と思ったら遠慮せずに早めに対応窓口に連絡して先生を変えていただくことも大切です。
(家庭教師の先生にお断りについては、直接言わなくても大丈夫です。)
志望校対策はオーダメイドで対応

やはりプロの先生なので、志望校の傾向と対策は完全に把握されていました。
家庭教師の先生に一対一で対応してもらえるので、子供に合ったプランをオーダーメイドで組み立てていただけます。
長男は、中学受験ドクターの先生のおかげで合格したと思う。来てもらわなかったら危なかったと、今だに感謝しています。
中学受験ドクターを選んだ理由

中学受験専門であること
先ほど書いたように、中学受験全般のアドバイスも欲しいと思っていましたので、中学受験に特化した先生がいいだろうと思いました。
中学受験のみならず、高校受験や大学受験のコースもある家庭教師センターでは、算数の先生は他では数学も同時に教えていることもあるようです。
中学受験ドクターの先生は、以前に大手の中学受験塾で教えていた経歴のある方で、中学受験の算数に特化されていました。
さらに、理科の物理分野や化学分野の計算問題にも対応していただける先生をお願いしていましまので、ごくたまにですが、理科の解けなかった問題にも対応していただきました。
大手塾の教材を徹底的に研究している
公式サイトでは、大手塾の模試の解説授業もテスト終了後、当日中にホームページ上で上げています。
そして、徹底的に大手塾の教材を研究しているようです。
偏差値別にサピックスのテキストのどの問題(A〜E)を解くべきか教えてくださいました。
出版している教材がわかりやすい
中学受験ドクター出版から出ている『「根本原理」イメージde暗記』は、
基本事項をパターン化して、覚えるべきポイントがわかりやすく整理されています。
基礎に不安があるのであれば、とてもおすすめできる教材です。
解説動画もあります。
オンライン指導もあり

執筆現在、新型コロナウィルス感染症対策として、オンライン授業・対面授業・2つの組み合わせを選べるようです。
家庭教師の先生はプロですので、親だと見えないところを第三者から見た子供の現状と対策を教えてくださいます。
家庭教師を依頼する時期
2月に前年度のお子さんが終了しますので、それから先生の予約できる時間が空きます。
ただ、人気の先生は早めに予約が埋まってしまいます。
希望の曜日があったり、しばらく来ていただいたけれど先生と合わない場合は、違う先生の体験授業をしていただくなど、多少の時間の余裕がある夏休み前の時期から検討を始めた方が良いと思います。


コクヨ しゅくだいやる気ペン【iOS・Android両対応】NST-YRK1