今回は、島津順くんと上杉海斗くんの友情が芽生えるお話でしたね。
教育虐待に近い島津パパも出てきます。
今回もネタバレを含みます。
Huluにて登録すれば2週間無料で『2月の勝者』をさかのぼって見れます。
あらすじ

天王山である小6の夏休み。
体調に気を配りながらも、基礎固めできるリミットを迎えそれぞれの生徒たちがΩクラス(最上位クラス)に上がれるチャンスを掴むために頑張っています。
そんな中、島頭くんと上杉くんが自習室で取っ組み合いの喧嘩をします。
きっかけは、上杉くんに島津くんがはいた暴言でした。
そんな島津くんは自宅では桜花ゼミナールのカリキュラムに不信感を抱いた父によって、偏差値54の過去問を解かされます。
正答率の低かった島津くんに怒った父は、母に当たり散らします。
そんな状況から、島津くんは桜花ゼミナールを無断欠席します。
居場所を知っている上杉くんが島津くんを探しに行き、そこで2人は初めてお互い胸の内を話し、2人の間に友情らしきものが芽生え始めるというストーリーでした。
【中学受験】だからこその教育虐待

『2月の勝者』では、島津くんの父親が自作のプリントや市販のテキストを解かせ、できないと母に殴りかかったり物に当たったりとかなり危険な状況です。
ドラマでは、偏差値54の過去問を夏に解かせていますが、黒木先生曰く優秀な生徒でも夏に偏差値50代の過去問の合格点を取るのは難しいとのこと。
高校受験や大学受験は親の関与する割合って少ないと思いますが、中学受験ってある程度親が関われるので、子供の成績が親の努力によって左右されると思ってしまう部分がありますよね。
Huluオリジナルストーリー・2話
Huluで、オリジナルストーリー2話を見ることができます。
- 胸騒ぎの自習室
- ラブレター
【中学受験】における教育虐待を題材にした小説 朝比奈あすか氏『翼の翼』
朝比奈あすかさんの『翼の翼』は、最上位クラスに在籍する男の子とその家族をめぐる、まさしく教育虐待について考えさせられる小説でした。
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