6年の夏以降は、子供達はSS特訓などで週末は家にいないことが多くなります。
ですから意外と親は時間の余裕ができ、少しホッとできる時間があります。
もちろん過去問の用意や毎日のスケジュール管理がありますが、少し時間がある時に気分転換にドラマ鑑賞をしていました。
長丁場の中学受験、母親の気分転換も大事ですよ。
SKYキャッスルのあらすじ

SKYキャッスルとは?
韓国の最難関大学である
- ソウル大学(S)
- 高麗大学(K)
- 延世大学(Y)
各大学の頭文字をとったもの。
学歴社会の韓国では、SKYでなければ認められないという、、、厳しい現実があるようです。
そんな韓国の学歴社会を風刺したストーリーで、非地上波チャンネル歴代最高視聴率1位をとったドラマです。
「SKYキャッスル」とは、ジャムナン大学病院関係者(韓国の上位0.1%の富裕層)のみが住める高級住宅地のこと。
大学受験(医学部受験)が中心のストーリー
韓国では、中学校の入試はないので、日本のような中学受験はないそうです。
小学校の内申点の成績で中学校が決まるそうで、ここは日本の公立の高校受験のようですね。
ストーリーでは、少し高校受験も出てきますが、基本的には大学受験(ソウル医科大学へ)がメインのお話です。
ご存じのかたも多いと思いますが、お隣韓国では受験日は国を挙げて受験生を応援しているようです。
例えば、遅れそうになった生徒を白バイが大学まで送ったり、受験日当日は、飛行機が飛ぶのも制限があるらしいです。
入試コーディネーターとは?
SKYキャッスルでは、入試コーディネーターといわれる人物が大きなカギを握ります。
主人公である、中学生と高校生の女の子の母であるハンソ・ジンは、隣人の息子がソウル医大に合格したと聞き、入試の情報を入手しようとしますが断られてしまいます。
その代わり、入試コーディネーターと出会えるVIP専用の説明会の招待状を手にすることができるのですが。。。
この入試コーディネーターなるもの、100%の合格を請負います。しかし、年に2人まで。
イメージとしては、各科目の担当講師から学習の進捗状況を聞き、ベストなスケジュールと環境を整える指揮官のような役割です。
この入試コーディネーターが、生徒の自宅に訪問の際には、学習の環境を整える為に、机のライトの明るさなどアドバイスします。
このシーンを見て、そこまでするの??思いました。
その後ストーリーは展開して、ソウル医大合格させて意気揚々のはずの隣人の母親が自殺してしまいます。
事件の真相と入試コーディネーターとの繋がりが徐々に暴かれていきます。
見どころ

韓国での評判
最初は、視聴率1.7パーセントからスタートし、最終回では23.8%となりました。
第24回アジアテレビジョンアワード最優秀ドラマ作品賞・第55回百想芸術大賞TV部門で4部門獲得しました。
ただ、最終話に関しては、批判も多かったようです。
スタイリッシュなインテリアやファッション
SKYキャッスルに住む妻たちの豪華でオシャレなインテリア、高級ブランドで身を固めたスタイリッシュなファッションも見どころの一つです。
主題歌『We All Lie』
登場人物の全てが、きらびやかな経歴を持っているように思えますが、主題歌が暗示するように、少なからず虚構であったりします。
登場人物

2月の勝者に出てくるような島津パパのような、更に上を行く(?)強烈な父親(チャ・ミニョク)も出てきます。
また、主人公演じる母親役のハン・ソジンの受験の為なら、魂までも売るほどの狂気が強烈でした。
韓国の俳優さんは本当に演技が上手なので、グイグイとお話に引き込まれます。
ドラマの感想

主人公たちの基本的な考え方は賛同できなくても、主人公の母親の子供への献身的なサポートを見て、どの親も子供に成功してほしいと思うのは同じで(成功がなにを示すのかはそのご家庭によりますが)、私も中学受験当時に視聴して、改めて子供をしっかりサポートして、支えてあげたいと思いました。
大学受験は、基本的に本人任せなところがありますので、ここまでのサポートはあてはまりませんが。
SKYキャッスどこで見れる?

SKYキャッスルは、NetflixやHulu.Amazon(一話のみ無料・執筆当時)で視聴できますが、まだどこにも契約していないなら、
U-NEXTがおすすめですよ。