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社会の勉強にもなるNHKドラマ『大地の子』

中学受験
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子供たちと『大地の子』を観ました。

私は以前に観た事があったのですが、子供達は初めてでした。

古いドラマなので今の画像を見慣れた子供達は映像に耐えられるか心配でしたが、ストーリーが素晴らしいので、私の心配をよそにしっかり最後まで観ていました

『大地の子』は、夏にNHK で再放映していましたが見逃してしまったので色々ネットで検索してU-NEXTのNHKオンデマンドに辿り着きました。

お試し期間でも600円のポイントがつくので、見放題のパックに充当できました。(執筆時)

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ストーリー

ネタバレになってしまいますので、まだ観ていない方は飛ばしてください。

終戦前後の中国大陸の満州で、長野県出身の日本人たちが開拓団として暮らしていました。しかし終戦後ソ連軍の大虐殺により7才の主人公が、家族と死に別れ妹とも離れ離れになってしまいます。

その後、残留孤児となった主人公は過酷な体験をしながらも親切な中国人養父母に出会い、大学まで進学させてもらって本当の親子のように暮らしていました。

卒業後、主人公は日中国交正常化による日中合作の製鉄所プロジェクトとして中国側のメンバーになります。同じくプロジェクトの日本側のメンバーとして(モデルは新日鉄)働いていた日本の実の父と数奇な運命によって巡り合うというストーリーです。

見どころ

まず、養父母の主人公に対する愛情に毎回号泣してしまいます。

主人公は、葛藤しながらも日本の父と養父母の情愛の間で、日本に戻るのかそれとも中国に残るのかの判断を迫られます。

次男は地理を学んだ後だったので、ストーリーの中でテキストや地図上でしか理解していなかった製鉄所や製造の過程などを良く理解できたようでした。それに製鉄所で、レールなど鉄鋼を造る過程は見応えがあったようです。

歴史も、特に近現代史に興味があるので、第二次世界大戦から戦後までがドラマとして描かれているので、日本からだけではなく中国から見た二国の関係が新鮮だったようです。

今後、塾や学校で歴史を学ぶ際に近現代史の中の日中関係がイメージし易いだろうと思います。

『大地の子』は親子で観るにも本当におすすめです。

小学校高学年位からはストーリーを理解しながら観れると思います。

平日は塾もあり忙しいのですが、U-NEXTはお試し期間が31日間と長いので週末を上手に使って全回見ることができました。(執筆時)