2月入試の方なら1月いっぱいが、入試直前期となります。
直前期の復習やそれこそ入試本番に持っていく『間違いノート』を12月くらいまでに作成していました。
- 間違いノートとは?
- どうやって作っていた?
以上について説明していきます。
間違いノートとは?
まずは合格力判定サピックスオープン全4回分から見直す
9月から12月まで4回分の合格力判定サピックスオープンの問題は、ほぼ全ての範囲を網羅していたと思います。
しかも、いつものサピックスのマンスリーより基礎的な問題が多いです。
(基礎的な問題が多いと言っても、偏差値は母集団の中での立ち位置ですから、必ずしも高偏差値になるとは限りませんが。)
ですから、間違えた問題で正答率の高いものは必ず潰しておく(覚えておく)必要があります。
持ち偏差値別・押さえておきたい正答率
持ち偏差値によって、最初にどこまで潰しておくか決めておくのが良いと思います。
目安として、100から持ち偏差値を引いた数字を使って判別されるといいと思います。
例えば、持ち偏差値が50、60の場合は、
持ち偏差値・・・50
100-50=50%(100%~50%の正答率まで)
持ち偏差値・・・60
100-60=40%(100~40%の正答率まで)
『間違いノート』の作り方
理科・社会・国語(語句漢字)の知識系をカラフルに♪
科目ごとにA5のノートに、分野別とか考えずに出てきた順(間違えた順)にどんどん書き込んでいきました。
参考にしたのは、佐藤ママの本に書かれていたカラフルなペンを使って復習ノートを作るというものです。
佐藤ママは『必殺ノート』と呼んで、食事時に見せるようにされていましたが、私は特に見る時間を決めず、勉強の合間をみて隙間時間に確認するようにしていました。
佐藤ママはノート作成がとても楽しいと書かれていて、ほんとかな?大変ではないかな?と思いましたが、作り始めてみるとカラフルなペンを使ったりと、けっこう楽しかったです(*’ω’*)
本ではモノクロですが、YouTubeで佐藤ママがノートを紹介されていたのを見たところ、実際はカラフルに色分けされていました。
それから、ノートは科目別に色を分けました。
佐藤ママは普通サイズのB5ノートで作成していましたが、私は手にしっくりなじむA5サイズがちょうど良かったです。
本来は、子どもが書いた方が覚えますし、実際のノートは子どもが書いたところもありますが、時短の為に親が作成した部分も多かったです。
状況や時期によって、お子さんがまとめノートを書く、親が書くか分けてみるのも良いと思います。
ペンは、大好きなフリクションのサインペンタイプを使いました。
やはり字が消せるというのは、ストレスがなく綺麗にノートを作れるので、蛍光ペン同様によく使いました。
目立たせたいところは、蛍光ペンで〇で囲ったり、線を引きました。
資料集や覚えにくいものは、コピーしてノートに貼り付ける
間違えた問題は、資料集などに戻って確認すると思いますが、その時に資料集や覚え方をコピーして、一緒にノートに貼り付けていました。
覚え方で本当に使えたのは、『受験理科の裏ワザシリーズ』です。
題名がテクニックとあるので、なんとなく小手先のものかな?と思いがちですが、基礎からきちんと説明されていて、しかも覚え方も載っているかなり良い参考書です。
こちらは早いうちから手元において、単元を学習したら読むのがおすすめです。
色々な覚え方がたくさん載っていますよ!
まとめ
実は4年生の中学受験が始まった初期から、6年生の直前期に見返せる資料を作るというを目標にしてきました。
まずは、合格力判定サピックスオープンの4回分について作ってみるのをおすすめしましたが、6年生になってからのマンスリーなどでよく間違える問題にも広げてみるのも良いと思います。
1月の直前期にも理科社会国語などの知識問題は、再度見直すようにしました。
最終的には、各科目で4冊くらいになっていました。
1月の直前期は、今までの知識をしっかり総復習していく時期ですから、まとめノートがとても役に立ちました。
そして、最後に間違えたものを総確認することで、やり切ったという安心感にもつながったように思いました。