算数を定着させる、サピックスから帰ってきたら、その日のうちにやっておきたい授業の復習法

中学受験の為に、毎日頑張って勉強しているのに、なかなか算数の解法が定着しないことってありますよね。

昨日やったことなのに、もう忘れているなんてこともあります。

算数の解法を定着させるために、6年の最後の授業まで我が家で行っていた復習法が、御三家に合格した次男には効果があったと思うので、ご紹介したいと思います。

目次

サピックスの授業があった日に帰ってきてから必ずやりたいこと

サピックスに通塾していれば、どの学年でも、家に帰ってきてからご飯を食べてお風呂に入って、歯磨きなどの寝る準備をして、、、と時間に追われて慌ただしいと思います。

次男はサピックスから帰ってきてから、ご飯を食べた後にざっと15分くらいの短い時間でしたが、授業の振り返りをしていました。

すると、定着度合いが全く違いました。

次男がたまたま疲れているとかで、復習を何もせず寝てしまった時は、翌日に前日授業でやった問題を解説してもらおうとしても、忘れていることが多かったのです。

ですから、サピックスから帰ってきたら、必ず授業の復習をすることにしていました。

授業を受けた当日の復習法

復習のやりかたは?

親である私に授業でやった問題を、どうやって解くのか説明をしてもうらだけです。

テキストを見ながら、自分で書いてきた図や式の意味を解説してもらい、解き方を口頭で教えてもらっていました。

たったそれだけです。

時間にして15分くらいです。

だんだんと親は算数の問題は解けなくなっていて、次男の解説が分からなくても、「なるほど~」「そうやって解くんだ!」と相槌を打ちながら聞くだけです。

その時に、授業で扱った問題全部をざっと見直していました。

解法が思い出せない時

どうしても解法が思い出せないものもあったのですが、コロナ禍でサピックスが授業の解説動画を配信していたので、解説動画を見て解法をその日のうちに思い出してもらっていました。

ただ疲れていて動画を見るのが辛いとか、却って時間がかかりそうだと判断した問題は、翌日に回すこともありました。

エビングハウスの忘却曲線に逆らって記憶を定着させる

エビングハウスの忘却曲線は、有名なので聞いたことがある方がほとんどだと思います。

エビングハウスの忘却曲線 | 天王予備校朝倉教室のブログ
エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミング | 留こみ! (ryugaku-kuchikomi.com)より画像をお借りしました。

表にしたものをお借りしました。

だんだんと、時間を追うごとに記憶が薄れていくことがわかります。

それぞれのタイミングで覚え直すことで、記憶の定着率が高まるそうです。

1回目の復習は20~30分後が最適

エビングハウスの忘却曲線を見ていただいて分かるように、20分後で既に42%忘れてしまっています。

このタイミングでもう一度覚えなおすことで、記憶の定着がより強固になるだろうと思いました。

2回目の復習のタイミング

ちなみに、2回目の復習は24時間後である翌日の学校から帰ってきてから、テキストの確認問題を解くことで、行っていました。

サピックステストのタイミングが忘却曲線に対応している?

サピックスのテストがちょうど、以下のように忘却するタイミングで行われています。

これも、ちょうど良い時期に復習ができるようになっているんだろうと思っていました。

  • 一週間後のデイリーチェック
  • 二週間後の基礎力定着テスト2回分
  • 一か月後のマンスリー

先に書いたように、サピックスから帰宅後の1回目と翌日に確認問題をすることで2回目の復習を行っていました。

更に6年の前半までは、『デイリーサピックス』というB5の冊子の類題を2・3回に分けて全ての問題を解いていました。

(6年の夏休み以降は、デイリーサピックスは解いていません)

ですから、デイリーチェック・マンスリーを入れると、少なくとも9回は同じ分野を回していたことになります。

まとめ

振り返ってみると、サピックスから帰ってきてすぐの一回目の復習は、後々の定着にも役立ったと思います。

もし、算数の解法の定着に不安があるようでしたら、授業を受けた当日の一回目の復習がポイントになるかもしれません。

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