【国語】語彙力強化・中学受験の入試で問われる言葉の知識

中学受験の国語の入試では、語彙の意味を直接問う問題もありますが、入試を終えてから読解問題を解く上で、本当に語彙力が大切だったと実感しました。

国語の成績が伸び悩んでいる方がいらっしゃったら、偏差値を伸ばすうえでも、語彙力はキーポイントになるのではないでしょうか?

実際の成績は、次男が4年生の時はマンスリーで偏差値60にいかないこともありましたが、その後は偏差値で70を超えるまでになりました。

自宅でコツコツと行っていた語彙力の強化についてご紹介したいと思います。

目次

【中学受験】なぜ語彙力が大切なのか?

理由① 入試問題で、直接言葉の意味を問われるから

入試問題で、学校によっては言葉の意味を直接問うような問題が出されることがあります。

サピックスのマンスリーなどでも、必ず漢字の後に語彙を問う問題が出題されますよね。

理由② 本文の言葉と同じ意味で、違う言葉に置き換えられた選択肢を選べるかどうかが問われるから

5年生までは、選択肢問題で正解を選ぶ時に、本文の言葉をそのまま使った選択肢が用意されているので、比較的正解を選びやすいと思います。

しかし、6年のマンスリー・合格力判定サピックスオープンや実際の入試問題では、同じ意味で違う言葉を選択肢の中に紛れ込ませていたりします。

そこで語彙力がないと、正しい選択肢を選べないなんてことがあります。

サピックスAテキストの解説をまとめた言葉ノート作り

まずはマンスリー対策のための言葉ノートつくりから

サピックスのAテキストは、主に言葉や選択肢問題を扱ったテキストになります。

このAテキストの解説が素晴らしく、言葉の語源や意味などこれ以上詳しく書かれて、一冊にまとまったものはないのでは?というくらい充実しています。

ですから、国語の授業があった次の日に、Aテキストの復習をする際には、出てきた言葉で分からなかったり、意味が曖昧な言葉をノートに書き込み、分からない言葉をストックしていくようにしました。

そして、マンスリー前にざっとそのノートを覚えれば、語彙力に関して点数を取ることができました。

言葉をまとめたノートは、5年までしっかり作っていました。

6年では、何度も間違える言葉など、ある程度厳選してノートに書いていました。

毎日『語彙力アップ1300』の問題集を朝のルーティンに取り入れる

自宅では市販の問題集を購入し、一日一枚を目安に解くことにして、朝の基礎力トレーニングと共に毎日のルーティンとしていました。

最初に取り組んだ問題集は、『小学3年から始めたい語彙力アップ1300 1小学校基礎レベル』です。

このシリーズは、難易度順に3部作になっています。

この問題集の良いところは、言葉の意味を確認した後に、その言葉を使った短文を作る問題が載っているところです。

また、覚えた言葉の穴埋め問題が同じページに載っているので、ある程度知識の定着に役立ったようです。

こちらが解き終わると、次に『小学4年から始めたい語彙力アップ1300 2中学入試完成レベル』に進みました。

3部作最後の『分野別・総まとめ編』は、6年からとありますが、サピックスの5年後半からのカリキュラムで扱う知識がたくさん出てくるので、5年のうちに早めに始めても良いですし、6年で5年の総復習として使うのも良いと思います。

テキストなどで分からない言葉を調べる時に使う電子辞書カシオ・エクスワード

やはり、取り組んだ文章に出てきた語彙で分からないものは、その都度調べていくのが王道です。

紙の辞書も手元に置いていましたが、やはり電子辞書の速さが便利で、圧倒的に電子辞書を使うことが多かったです。

カシオのエクスワード(電子辞書)を身近に置いて、すぐに調べるようにしました。

もちろん国語辞典以外にも色々な機能があり、小学校の低学年から中学受験まで対応できるところがおすすめです。

以前に、カシオエクスワードについての詳しい内容を記事にしています。

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6年で入試の直前期まで使った『中学受験国語の必須語彙ドリルB.C』

6年では、SS特訓で配られる『語彙力強化プリント』や土特の『知識の総完成』(国語編)で語彙力を高めていけるようになっています。

このプリントもしっかり取り組んでいましたが、先程の3冊のドリルが終了した後に、さらに語彙力を身につけるために、『中学受験の必須語彙ドリルB・C』を毎日のルーティンに取り入れていました。

特にカタカナ語については、大人なら常識で分かることでも、次男はまだまだ知らないことが多く、覚えていない言葉をあぶりだすのに役立ちました。

そして、ここで間違えた語彙を辞書的な『中学受験国語の必須語彙2800』にマーカーでチェックして、調べた語句に一つ一つ付箋を貼っていました。

後で、覚えているかどうかをざっと確認するのに便利でした。

まとめ

4年生くらいから語彙力を強化するための勉強をコツコツ取り入れてきましたが、入試直前になっても知らない言葉が多かったので、語彙を身につけるのは、本当に時間がかかるんだなと思いました。

ですから、早めに語彙力を毎日のルーティンに取り入れたのは、良かったと思います。

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