次男は小学校入学前から公文で算数と国語をやっていたので、自宅では思考力を鍛えるパズル系の問題集に取り組みました。
思考力系の問題は、正解に辿り着けなくても考える過程で賢くなると言われています。
今回は主に幼稚園や保育園の小学校入学前のお子さんが楽しく取り組める、実際に使った問題集をご紹介します。
賢くなるパズル(宮本算数教室の教材) 宮本哲也
宮本算数塾を運営している宮本哲也先生の教材を入門編から始めました。
著者の宮本先生は大手進学塾の講師を経て、現在算数塾を経営されています。
宮本算数塾は、無試験先着順の教室にもかかわらず、最終在籍生徒の8割以上が首都圏難関中学に合格しています。
先生曰く、小学3年生の時に授業でひたすらパズルをやらせた年度の生徒さん達の合格率がすこぶる良かったようで、それ以来パズルを授業に取り入れるようになったそうです。
自宅で2冊全く同じものを買って、親子や兄弟で競争していました。
遊びの要素があるので、勉強の合間の気分転換にもなっていました。
賢くなるパズルにはルールが2つあって
絶対に答えを教えない
強制しない。自分からやりたいと言い出すまで、見えるところにポンと置いておく
以上のようなユニークなメソッドを取り入れています。
マス目に数字を入れていくのですが、あーでもないこうでもないと試行錯誤できるところがいいです。
正解に辿り着くまでの忍耐力が知らず知らず付いていくパズルです。
算数パズル 道場
算数のセンスが鍛えられるパズル系の問題がたくさんのっています。
比較的小さい本なので、主に旅行の移動中(新幹線の中とか)やお出かけ先の待ち時間に取り組みました。
考える力がつく算数脳パズル 新はじめてなぞペー(高濱正伸)
年中〜小学1年向き
幼稚園・保育園から算数脳を育てようというコンセプトに累計4万6000部のロングセラーのシリーズです。
高濱正伸先生は、はなまる学習会を経営されていて、講演にも数多く出ていらっしゃいます。
こちらもイラストが多く、お勉強というより楽しいパズルを解いているように取り組めました。そんなにページ数も多くないので、一冊やりきった達成感も味わいやすいです。
七田式プリント A・B・C・D
レベル別にA.B.C.Dと分かれていますが、全て「かず」「もじ」「ちえ」の三冊セットで、一日1枚ずつ計3枚取り組みました。
3つの分野がセットになっているのでバランスよく能力を高められると思いました。
オールカラーで紙も大きい(A4)ですし、一枚ずつビリッと切り取って取り組めるので、子供にとってはその日にやるべき量(プリント3枚)がわかり、圧迫感がなく取り組めるのが良いです。
- レベルA-○✖️が書ける。大小・長短がわかる。
- レベルB-ひらがなが読める。
- レベルC-ひらがなや単語が書ける。10までの足し算ができる。
- レベルD-100までの数が分かり、20までの足し算引き算ができる。
中学受験に必要な勉強体力
中学受験塾に入ってから最初は緊張感や物珍しさ(?)から真面目に取り組んでいても、しばらくすると塾にも慣れてきて、コツコツ勉強を積み上げていくということに飽きてしまって勉強をしなくなるという話を聞くことがあります。
小さい頃から培われた鉛筆を持ってお勉強に取り組むのは当たり前という習慣は、大人が考えている以上に大切なんだと思いました。
勉強体力ということが言われますが、まず机に座って勉強を数時間継続できるということが中学受験には必要です。
実際に中学受験をしてみて、中学受験塾に入る前に勉強体力をつけてあげることは本当に大切なんだなと実感しています。
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