[公文の国語]のメリット・デメリット

次男が公文に入った時、算数と国語の2科目で始めました。

公文での算数の先取りについては、よく本やブログでも取り上げられていますよね。

実際に算数が中学受験の要と言われているので、優先すべきは算数です。

その上で、算数の陰に隠れて影の薄い(?)公文の国語も良かったよ、というお話をさせていただこうかと思います。

目次

公文国語

漢字について

公文の国語も学年別に教材は分かれていますので、文章題だけでなくその学年で習う漢字も学習します。

公文の国語で一番良かったのは、漢字かもしれません。

親が別メニューで漢字の学習をさせなくても、公文の国語プリントをすることで自動的に漢字も練習してくれるのが良かった(楽だった)点です。

文章題について

公文には学年ごとにおすすされる推薦図書の一覧がありまして、そういったものから出題されるのはありがたかったです。

読書は好きだけど、子どもが自ら手に取らない良質な文章を毎日読めるのが貴重でした。

普段物語が好きなので、家では説明文はあまり読まなかったのですが、

公文の課題文では、心臓の働きのような理科の生物分野の知識もあります。

そういった文章から出される問題を毎日解いて、文字を書くということも良かった点です。

算数はもちろんですが、国語はやって良かったと思いましたので、聞かれたらおすすめしていました

サピックスと関連して

入塾・入室テスト

次男はサピックスに新4年生から入塾しています。

その際に、漢字については『うんこドリル』で総復習しました。

それもサラッと終えることができたのは、公文である程度漢字については触れていたからかなとも言えます。

『うんこドリル』は、親子で大爆笑しながら取り組んでいました。

ご紹介するのは、小学1年-6年生の全漢字です。

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サピックスの漢字学習

サピックスに入塾後は、毎回漢字の練習がAテキストにありますから、自宅で自主学習が基本です。

カリキュラム的には、5年生までに6年生までの漢字を終了させます。

漢字もサピックスは速いペースで進むので、入塾前には6年生までの漢字ができていれば楽です。

次男がサピックスの国語の漢字をテキストに一度書いて終わりにし、算数に時間を割くことができたのは、公文国語のおかげかなと思っています。

漢字は学校でも丁寧に学習するので、もし塾で取りこぼしても学校が最後の砦という意識で学校の宿題に取り組んでいました。

公文国語の難点

公文国語大絶賛みたいですが、難点は問題文の短です。

長い文章もプリントごとに細切れになっていて、一度に長い文章を読む練習にはならなかったです。

それでも、問いがあることで『解く・内容をある程度理解する』という練習にはなりました。

公文の課題文で出てきた文章の続きを読みたいと次男が言うので、『注文の多い料理店』を図書館で借りたことがあります。

公文の短い文章が読書習慣につながる良い機会を与えてくれることもありますので、メリットにも転じられるかなぁ、、、といった視点もあります。

こういったことは、次男の場合サピックスに入塾してからも度々ありました。

しかし全くないお子さんもいますので、基本的に文章が短い公文の国語は、長文読解の練習には向かないです。

中学受験を考えている場合、『入塾・入室対策と塾に入ってからの国語学習の土台作り』には、長い文章を読める読書経験が別途必要かと思われます。

公文のメリット・デメリットを考える材料にできる、おおたとしまささんのご著書はこちらから。

まとめ・コツコツやったことは裏切らない

2人兄弟の中学受験を終えて、また上の子の方の大学受験で実感しているのは、短いスパンでみると努力が実っていないように見えても、意外とコツコツやっていたことは、後々結果に結びつくことがあるんだなということです。

最大限努力したのに、もしかしたら中学受験では間に合わず結果が出ないかもしれないことも、大学受験で結果がでるかもしれない。

親が視点をもう少し先に定めて、でも最後まで諦めず、毎日やるべきことをこなして進んでいきましょう。

↓主に算数について、公文を使った先取りについての過去記事はこちらからどうぞ。

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