6年生になると、土曜日に土曜特訓がはじまります。
一応、志望校の学校名がついていますが、前期は志望校に特化した授業ではなく成績によってクラスが振り分けられます。
例えば、開成中学が志望校ではなくても、成績が上位であれば開成クラスになるといった感じです。
ただ、9月以降の土曜特訓は、志望校に特化した授業になっていきますので、志望のクラスに分かれていくようになります。
土特は平常授業とは別に、演習が中心の授業になるようです。
サピックス・土曜志望校別特訓とは

6年から始まる土曜日の授業は、平常授業とは独立して進みます。
土曜志望校特別特訓は、略して土特と呼ばれます。
本当の意味で志望校に特化した対策をするのは、後期の9月以降の日曜特訓(SS特訓)になりますが、同じく後期の土特も完全に志望校別に分かれていきます。
そして、土特は14時から19時まで休憩なしの5時間となります。
午後からなので、お弁当は必要がなく、サピックスの場合6年の後期(9月以降)からお弁当をもっていくようになります。
サピックスは、お弁当に関して言えば、保護者の負担が少ない塾ですね。
算数
分野別プリントが重要で、次回の授業でこの分野別プリントの復習テストがあります。
国語
プリントには全部で大問が3つとウィークリー・ステップという知識問題が綴じられています。
- 大問1・・・記号・選択問題中心
- 大問2・・・選択問題と記述の混合問題
- 大問3・・・記述中心の問題
こちらをコースなどによって、授業で扱う問題が取捨選択されるようです。
自宅では、解かなかった大問を家庭学習として指定されました。
理科
以下の3つに問題が分かれていました。
Xの問題1~3(基本問題)
Yの問題1~2(応用問題)
Zの問題1~2(記述・思考力問題)
上記のうち、先生が家庭学習として指定された問題を解きます。
やはり理科は問題の量が多いです。
社会
授業では地理の過去問を解いて、先生が解説をするスタイルです。
平常授業は引き続き歴史分野ですので、地理は夏休み以来です。
社会では、知識の総完成プリントが重要です。
知識の総完成は、入試直前期に苦手分野や手薄のところを見直すのに最適なプリントですので、大切に保管しておくと良いですよ。
うちに持ち帰ったら、穴を開けて挟んでオリジナルの問題集のように作り直していました。
リングは、柔らかいのではさみで切り離すことができるので、プリントの長さに合わせて調整していました。
土特の復習のスケジュール管理

土特の復習は土曜日にサピックスから帰ってきてからと日曜日を使うことにしています。
9月以降SS(日曜特訓)が入るため、本当は日曜日は余裕を持たせて空けておきたいのですが、次男が日曜日も使いたいというので、とりあえずは日曜までに復習を終わらせるスケジュールにしています。
土特から帰ってきて、4科目全てで細々としたプリントを持ち帰ってきました。
その持ち帰ったプリントを蛇腹状のドキュメントファイルにポンポン入れていくだけで整理されるので、土特が始まってからのプリント整理に大いに役立っています。
そして、プリントが増えるごとにこちらの蛇腹式ファイルも広げることができます。
まだプリントが少ない時期は、縮めて使っています。
まとめ

6年に入り、授業の曜日や時間が変わり(増加し)最初は大変でしょうが、しばらくするとリズムが摑めて慣れて行くと思います。
理科・社会に関して言えば、量は多いですが内容は既に5年で習ったことなので、新しい単元を習得していくというキツさとは違い、ある意味楽ともいえるかもしれません。
土特の間違い直しを確実に行っていくことを中心に、引き続き復習に重きを置いていくと良いと思います。