中学受験の塾が始まると、肉体的にも疲れがたまってきます。
入塾までは、家と小学校の往復だったにも関わらず、入塾後は場所によりますが、電車やバスを使って遅い時間まで塾通いがあります。
さらに、5・6年と学年が進むにつれて通塾日が増えたり、授業時間も遅くなってきますよね。
我が家では、塾に行く前に軽く仮眠をとることで、サピックスの授業に集中できるようにスケジュールを組んでいました。
通塾前の時間のスケジュール
学校から帰ってからすぐ10分睡眠
学校から帰ってくる時間は、5時間目か6時間目かにもよりますが、15時45分くらいに家に着いたら、すぐに手荒い・うがいの後、10分睡眠をとっていました。
10分睡眠をとると、即座に注意力や認知能力が高まり、その後の3時間はその状態が続くという学会誌『Sleep』2016年に発表された論文があるようです。
子どもたちに聞くと、サピックスでもウトウトしているお子さんもチラホラいたそうです。
先生によっても対応は違うようですが、騒ぐお子さんには注意したりとその場で対応されても、寝ているお子さんは、わざわざ起こしたりはしていないようでした。
自宅で10分でも寝ると、疲れが取れ塾で眠くなることもなかったので、子どもが自分でタイマーをかけて、ソファで寝るようにしていました。
タイマーは、問題を解くのに使う他、このように睡眠時間の管理に使っていました。
ただ、10分以上の睡眠になりますと、子どもですし夜の就寝時間に影響があるので注意が必要です。
ですから、きっちりタイマーで時間を管理するように徹底させました。
お子さんによっては、少しの仮眠でも影響があるようだと、塾前の睡眠は避けた方がいいかもしれません。
塾前ごはん
睡眠をとった後は、塾前に軽食を食べてから塾に行っていました。
男子なので、しっかり目にご飯は食べていました。
塾前ごはんに関しては、過去の記事も参考にしてください。
塾に持っていく水筒のおすすめ記事はこちらから
基礎力定着テストは残りの10分~15分で解く
仮眠をとることを優先していたので、16時30分から始まる基礎力定着テストには間に合わず、毎回残りの10分か15分くらいで解いていたようです。
100点ではなかった時もあったと思いますが、間違えた問題は帰宅後か、後日解きなおすようにして、普段は仮眠をとることを優先していました。
大事な授業で寝てしまっては元も子もないので、小柄で体力のない次男もそれでなんとか乗り切っていたようです。
まとめ
中学受験は、3年以上と長丁場です。
また、一回一回の授業のスピードも速いですから、しっかり授業に集中できることが大事になってきます。
もちろん、しっかりと夜に睡眠をとることが大前提で、一番大切なことですよね。
しかし塾通いでお子さんに疲れが見られるようだと、一時的には基礎定着テストの点数より、体調管理の方を優先した方が、長い目でみたら良い結果を生むかもしれません。
今回子どもがサピックスに通っていた時の塾前スケジュールを記事にさせていただきました。
どなたかの参考になれば嬉しいです。