千葉県にある渋谷教育学園幕張中学校の学校説明会に行ってきました。
千葉最難関の中高一貫校です。
サピックス主催の説明会でしたので、入り口でQRコードを読み取り、検温して講堂に入ります。
最初にスクリーンを使い、先生方より動画を交えながらの詳しい学校説明がありました。
その後、校舎内を各自が自由に見て回ることができました。
【中学受験】共学校に感じる男女差
共学校は、どこにいっても女子の秀逸さに圧倒されます。
渋幕に限らず、特に中学生の間は女子のほうが体も精神的にも大人な感じがします。
これが高校生や卒業生(大学生)を交えた座談会方式になると、男子学生も存在感が出てきて、女子と対等な堂々とした話しぶりになるように思います。
(本当に個人的な見解であり、もちろん全部が全部ではないです。あくまで中学受験を通して個人が感じる全体的な感想です。)
国際色豊かな校風
教室内の生徒さんが使っている机からして、日本の学校ではあまり見かけないタイプのもので、まるでインターナショナルスクールにいるようでした。
また見学スタイルとして、校内を自由に歩き回れるものでしたので、生徒さんの普段の様子も見ることができたのですが、すれ違う生徒さんが英語で会話していたりと、国際的な雰囲気でした。
そして、中学の教室のある中学棟は全面吹き抜けで、とても明るい雰囲気の校舎でした。
自由と多様性を支える【自調自考】
学校が自ら考えるという仕掛けをいろんなところに蒔いているように思いました。
例えば修学旅行一つとっても、全て生徒が決めているそうです。
しかも修学旅行先に現地集合というのも、生徒を信用しているからこその取り組みだと思います。
また、女子の制服にズボンがあるのも自由度が高くてよいですよね。
渋幕が目指す取り組みをまとめてみました。
- 自調自考
- 高い倫理観
- 多様性
- 国際人としての資質を育てる
- 認知能力を伸ばす
- 非認知能力(やる気・耐える力・立ち直る力)
30th メモリアルタワー(図書館)・校庭
2013年に建てられた図書館(30th メモリアルタワー)がとてもモダンで落ち着いた雰囲気でして、長く滞在したいと思えるような場所でした。
校庭も広く、のびのびと運動できる環境が整っていました。
渋幕・多い進学先は?
先生方のお話では医学部を目指す生徒さんが多いとのことでした。
渋幕では、キャリアガイダンスといって、社会人のかたにお話を伺う会が設けられているようです。
医学部の教授になった人や、ジャーナリスト・公認会計士・いろいろな職業の方がいらっしゃるそうです。
まとめ
中学受験はどうしても圧倒的な数の多さから男子校を見る機会が多いのですが、共学校に行くと女子のいる華やかさも加わり、本当に男子校とは雰囲気が違います。
渋幕は特に活気のある学校だと思いました。
生徒さんの様子を見ていて、6年間を楽しく生き生きと過ごせる学校であるのは間違いないなと思いました。