中学受験の学校訪問は、学校説明会と文化祭や体育祭などの学校行事に参加するという2パターンあります。
学校をよく知るには、できれば両パターンで学校訪問することが大事だなと思いました。
学校説明会への参加について
いつから参加する?
学校説明会への参加については、学年が制限されていたりすることもあります。
特に制限がなければ、4・5年生の時期から偏差値帯も幅広く数多くの学校に行かれることをおすすめします。
6年後半では、土日も塾の授業や模試が入り、なかなか行事や学校説明会に参加できません。
また低学年だと、後々好みや傾向も変わる可能性があると思うので、もし3年生以下・低学年で参加したならば、4・5年生でも再度訪問するのもおすすめです。
学校説明会では何が分かる?
学校説明会では、校長先生はじめ先生方がメインとなって学校の詳しい説明をしてくださいます。
学校によっては、在校生が学校説明をしたり、来場者の質問に答えるといったこともありました。
パンフレットや公式ホームページだけでは分からない、実際の状況を知ることができると思います。
学校説明会で分かること
- 学校が本当に力を入れている分野(語学や留学・理数系etc)
- 周りの保護者の雰囲気(結構大事です!)
- 校長先生や他の先生方同士のやり取りから感じる空気感(風通しが良い学校かどうか)
- 学校側の保護者に対する姿勢
実物の過去問販売があれば購入しておくとgood!
学校説明会で、実際の過去問販売をされていたら、必ず購入していました。
実際の紙の厚さや手触りなど全く同じ形式の過去問を解いたことがあると、本番での気持ちもかなり変わってくると思いますので、実物を手に入れておくのも大事だと思います。
できれば、3.4年のうちから毎年購入しておくと、(学校説明会の時だけでなく、普段から学校の窓口等で購入できる学校もあります)9月以後の過去問に取り組む際も2〜3年分は実物の入試問題に触れることができます。
初めて学校説明会に参加する時の持ち物などは、こちらも合わせてご覧ください
学校説明会に参加する時の注意点をまとめた記事は、こちらからどうぞ
学校行事への参加について
文化祭・運動会に参加したら確認したいこと
文化祭や運動会などの学校行事では、なんといっても在校生の素の姿が見れるのが大きいですよね。
それぞれの学校の雰囲気を心地よく感じるか、もしくは違和感がないかという感覚も大事だなと思います。
学校説明会では好印象の学校でしたが、文化祭に参加して親子共にここは子供に合わないと判断した学校もありました。
入学してからのミスマッチをなるべく防ぐにも、できれば両方に参加されることをお勧めします。
学校行事に参加できなかったら
学校説明会にしか参加できず、学校行事に参加できなかった場合、生徒さんの雰囲気を知るには、通学途中の様子を見るのが良いと思います。
例えば、土曜日はほとんどの中高一貫校は毎週授業がありますので、小学校がお休みの時に、朝の登校時間や下校時間に学校近辺に行ってみるのも良いと思います。
結構、素のままの様子が分かると思います。
実際に登校中の生徒さんに次男は雰囲気が似ているなと思い、文化祭でも同じように感じましたので、登下校中の生徒さんの様子から、雰囲気を読み取れることもあります。
そして、もし行くなら6年前半までに済ませておくと良いです。
6年の夏以降は、土曜日の午前中は過去問を解く時間に充てることが多く、わざわざ登下校を見に行くような余裕は全くなくなります。
まとめ
兄弟で色々な学校の説明会・文化祭に参加しました。
学校によって個性がありますので、楽しみながら参加されてみてください。