入塾後、理科で差がつくのは生物関係の知識だそうです。
入塾前に自宅で身につけられる理科の知識について、おすすめの教材をご紹介したいと思います。
最初に揃えたい・プレNEOきせつの図鑑【小学館】
中学受験では、季節の知識が理科だけでなく社会としても出題されます。
普段の生活で、特に意識しないでいると行事の知識って身に付きにくいですよね?
入塾後はじっくりと身につけていく時間が少なくなるので、入塾前の比較的時間の余裕がある時から、楽しみながらお勉強しておくことをお勧めします。
季節の知識の土台があるのとないのとでは、授業や家庭学習での吸収に差が出るように思います。
特に小学館のきせつの図鑑は、オールカラーで見やすいです。
特に大好きなページは、ミニチュアで作られた季節のしつらえをしたお部屋の写真のページです。
季節の事柄が分かりやすい・きせつカード
きせつカードは、表が絵で裏面には解説が書いてあります。
子供ってカードが好きなお子さんが多いように思います。
自分で手に取って確認できるので親子で取り組みやすいです。
きせつのおべんきょう 季節ポスター【お風呂でも使える】
季節のごとの行事がポスターになっていて、お風呂の壁に水で貼りつくものも活用しています。
こちらは、小学校受験にむけてつくられたもののようですが、中学受験を考えている方でしたら、入塾前から目にしておくのも良いと思います。
使っているポスターは、春,夏,秋,冬または月ごとに行事や花、生物などがわかりやすい絵で描かれています。
こちらは、B2版でB4用紙4枚分の大きさがあるので目に負担がかかりにくいそうです。
定番の【小学館の図鑑NEO】 植物・花・昆虫・魚・鳥・動物・野菜と果物など
サピックスの理科のテキストの表紙裏は、4年時は「季節の図鑑」と言うタイトルで毎週その季節の生物などがカラーでのっています。
5年は「理科の図鑑」になり、一つの生物にクローズアップして生態など詳しく写真入りで記載されています。
4年のうちから「季節の図鑑」に載っている植物などは、一つ一つ子供と図鑑で調べるようにしていました。
こういったことは、5.6年生になると時間がなく余裕をもって調べることが難しくなります。
面倒でも、入塾前の時間の余裕のあるうちに図鑑で調べる習慣をつけておくと、図鑑で調べるということが習慣になるのでおすすめです。
サピックスではポケットタイプの図鑑もおすすめしています。
旅行先や帰省の時などに一冊持っていると、すぐに調べられて便利です。
まとめ
理科は、特に生物分野は膨大な知識が問われます。
中学受験で差が付くのも生物分野ですとサピックスの理科の先生が仰っていました。
例えばどんぐりについての問題は、サピックスでよく出題されます。
どんぐりは、幼稚園の時とかよく公園で拾っていました。
今思えば、拾ったどんぐりを家でゆっくり図鑑で見比べてみれば良かったと思っています。
5.6年になると、公園に行く時間もないですし、ましてや勉強のためだけにどんぐりを拾いに行くこともできません。
入塾前に親子で実際に公園などで実物を観察して、それで終わらず図鑑で確認されることをおすすめします。